『少女マンガです』
とにかく読みやすい。
鬼の制度の中にある「鬼の花嫁」の苦悩や周囲への嫉妬など、よく描いてあると思う。章によって描かれるのが主人公だったり脇役だったりして、読み手として面白く読めた。
ともあれば独りよがりな内容や表現になりやすいけれど、主人公を含め脇役一人一人の心情が分かりやすく書かれている。
鬼の制度に多少の矛盾はあるけれど、世界中の不幸を背負ったような少女（主人公なのに容姿は平凡）が１６歳になったときから色々なタイプのイケメンの三翼やらに求愛され、クールな鬼（華鬼）との恋はどうなるのだろうとハラハラして・・・・
恋愛ゲームを思わせる内容です。友情や親子愛も含まれていて、読み終わったとき、ホッとできました。